おもちゃ

 僕、近頃、一つ気になっているものがあるんです。
 それは、「おもちゃ」です。
何でそんな物が気になるかと言うと、「おもちゃ」って存在自体に特に意味がないのに、なんか面白いでしょ。そこが気になるんです。
 だから、今日、現代世に出回っている「おもちゃ」にどの様なものがあるかを調査するために、街へ繰り出し、色々なおもちゃ屋を巡りました。いや〜、相変わらず暇だな〜、僕。
 まず、一番最初に訪れたのが、いつも自分が通学によく使う駅の側にあるトイザラス。当たり前かもしれないけど、まあ色々なものがありました。けど、一つ気になったのが、そこで売られている「おもちゃ」の一つ一つに意味が与えられている事で、何かそれがすごい鬱陶しいんです。例えば、赤ちゃんの人形があるとして、それが入っている箱の裏にこれは子供の内にある母性を目覚めさせるために最適ですなんていう注意書きが書いてあったり、また、ちょっとカッコイイ警官をイメージした人形やらレゴブロックがあったり、マジレンジャーなんていう激しくポジティブな名前の五人組の玩具シリーズがあったり・・・・・・・
これ何かおかしいでしょ?余り長い時間そこにはいなかったけど、なんか気持ち悪くなりましたよ。まさしくこれって、大人の世界じゃないですか。
 これは僕の自論ですが「おもちゃ」って、人間の一番基本的な好奇心を刺激するものでしょ。今日トイザラスで見たおもちゃには、どれもその基本が忘れ去られている様な気がしてなんか寂しかったなあ。「おもちゃ」とは何か。徹底的に無駄な事を考えるために作ったこの「ニートピア」という場所で、その事についてこれからもう少し考えてみたいと思います。
 とりあえず、明日に続く〜