エイハブ船長

このままでは、『資本論』読書会の掲示板が大沢の迷言日記と化してしまう、といういはた氏の危惧から、そしてわたくし自身の良識から、わたくしの日記は誰も何も書いていない、こちらのブルグの方で書くことにしました。ブログである以上、毎日更新が望まれますが、仕事が忙しい日は書けません。それから、わたくしのハンドルネームはエイハブ船長なのでよろしく。ここでは、ますます恥をすてるため、変名することにしたのです。

 だいたい、月曜と金曜にわたくしはハイになるのです。だから、そういう日に一番書けるのですね。あとは、鬱の日が多くて、しんどい時はやはり書く気が起こりません。


 えーと、前回の続き話に行く前に、先日飲んだ時に話したことを書いてみたいと思います。

 わたくしは、実は辛いです。皆にかまって欲しいから、誘ったりもします。理恵さんに至っては、「今日仕事だから」って断わられたのに、数時間後にまた連絡して、「来てよ」と言って強引に入谷にまで来てもらいました。ミッキ―さんだって次の日から彼氏と(言っちゃっていいんだよね?)旅行なのに、入谷にきて、朝まで相手してくれました。八尋さんは、ホントは資本論読むはずだったらしいのですが、ぼくが妨害しました。いやー、感謝です。

 ところでわたくしは、何が辛いのだろう?資本論メンバーの二文生の多くは表現・芸術系出身だと思いますが、表現ってのは英語でいうexpressですね。ex外へ press押し出すわけですよ。何をか?そらー内面でしょう。内面を外へ押し出す事、それが表現です。もちろん、こういう内面主義っつーか、近代主義はポスト・モダン以後、否定されているけど(そして、俺もきっちりその洗礼を受けたよ)、簡単に否定できないです。

 わたくしは、告白がしたいです。ええ、「好きです」って言いたいですよ。だけど、社会的(?)にできないわけです。これはなぜですか?ぼくは、別に性的いたずらとか、そういう犯罪する気はないですよ。単に好きなだけです。それで、その気持ちを相手に伝えたいだけです。外に出したいんです。だけど、それをやると、俺は変態になるんだろ?何でだ????  

 こうも思いました。わたくしは、こういう話しをみなさん方にしているわけです。外へ出しているわけですよ。それは、きっとわたくしの話がまだ、みなさんの許容範囲だからです。

 そう考えれば、もっと差別されている人々、たとえば、同性愛者なんてすげー可愛そうです。そういう事をわたくしは初めて思いました。彼らも誰かを好きでも、言えなかったり、さらにその相談すら誰にもできない状況ってのが長く続いてきて(おそらくそしてまだ続いている)、それは非常に苦しいと思うのです。わたくしは、こうやって、みんなに書いて、電話して、さらに酒を飲んでもそういう事ばっかり話しているにも拘わらず、辛いのだから、相談もできないってのはもう、地獄ですよ。

 「好きです」って言ってなんでダメだんだろう?先生が生徒を好きになって、好きって言ったらなぜ、問題なのか?んー、よく分らないんですね、ぼくには何故かが。誰か教えて下さい。べつに、好きだからといって特別に何かしてあげるとかないですよ。塾でだって、今度辞められるベテラン先生にも「エイハブ先生は、ひいきとかないですね」といって褒められましたから。そらー、好きな人とは少しでも長くいたいから、他の生徒より少し相手する時間長いかもしれないけど、それはでも、その日の生徒数とかによって簡単に変わっちゃうくらいのビビたるものなはずです。

 わたくしが、いかに恋煩いに罹っているかを、ここでどれだけ言っても、相手に届かないから、何か、気分としては「王様の耳はロバの耳」って叫んでいる気分です。もう今日は気分が重いので止めます。きっと明日はソウになっていると思います。(例のお方とお友達と二人だけを見る予定ですから、ただ例のお方は「まあそこらへんの時間に行きます!!多分」ってメールしてきて、おい多分って疲れるから止めてくれって感じなんだけど、まあマイペースなのでしょうがないよな、惚れた俺が悪いんだ。その点お友達の方はすごく付き合いやすいっていうか、マイペースじゃないのですね。本当さ、何で好きになる人ってのはこう思い通りにならないんだろ)