風邪ひいた

先立ってみなさんにメールでお送りした「『資本論』読書会のお知らせ」をここにも書いておきます。

○活動:読書会及び呑み
※縛りなく、行き当たりばったりな感じで。
※求ム、参加希望者。

○とき:月一回毎月最終土曜日(変更アリ)・時間未定

○ところ:学生会館会議室

○その他
この読書会のために、以下のメディアを設置・作成することにしました。まるちめでぃあ時代が到来したらしい。
・ブログ(blog):小柳君が担当。発表者が作成した資料(レジュメ等)を事前に読んでもらいたいときに、ML告知の上、ここにUPしましょう。みんなはちゃんと読みましょう。
blog URL: http://d.hatena.ne.jp/hajimen
掲示板(BBS):岩田が担当。日々『資本論』を読んでいく過程で質問や意見交換をしていく場。その他、雑談、時候の挨拶、ネタなど、親交を深めましょう、ということで。更新がストップする成算大。
BBS URL: http://6308.teacup.com/marxist/bbs
メーリングリスト(ML):岩田が担当。普段の連絡・告知等はこれで行いましょう。みなさんの携帯メールアドレスを登録させていただきます。このメールのあと、ほどなくしてお誘いのメールが届くはず。
ML Address: das_kapital@freeml.com
※もしMLに自分は登録してもらいたくないという方がいらっしゃいましたら、御一報を。
※また、随時参加者募集中なので、新たに参加者を連れてきた場合、氏名、携帯電話番号、携帯メールアドレスを(できればパソコンメールアドレスも)岩田までお願いします。
※岩田翼:090-9955-9925
     under-deconstruction283@t.vodafone.ne.jp
     psycosonic-shake@toki.waseda.jp

○主要文献
・Karl Heinrich Marx, Das Kapital
マルクス著、エンゲルス編、向坂逸郎訳『資本論』(一〜九)岩波文庫岩波書店、1969-70.
※一般に「第一巻」と呼ばれている部分、九分冊のうち第一〜三分冊だけを読みます。

○参考文献
マルクス自身の著作
今村仁司三島憲一監修『マルクス・コレクション』(全7巻)筑摩書房 ※現在刊行中
デモクリトスエピクロスの自然哲学の差異/ヘーゲル法哲学批判序説ユダヤ人問題によせて/経済学・哲学草稿**
ドイツ・イデオロギー(抄)/哲学の貧困/共産党宣言
Ⅲ ルイ・ボナパルトブリュメール一八日/経済学批判要綱「序説」「先行する諸形態」/経済学批判「序言」/資本論 初版 「第一章」*
資本論 第一巻 上*
資本論 第一巻 下*
Ⅵ フランスの内乱/ゴータ綱領批判/時局論(インド・中国論)
Ⅶ 時局論/芸術・文学論/書簡
※ *は既刊 **は第3回配本(6月25日発売予定)
※詳しくは、筑摩書房のウェブサイトを参照のこと。

マルクス著、城塚登・田中吉六訳『経済学・哲学草稿』岩波文庫岩波書店、1964.
マルクス・エンゲルス著、大内兵衛向坂逸郎訳『共産党宣言岩波文庫岩波書店、1971.
カール・マルクス著、城塚登訳『ユダヤ人問題によせて/ヘーゲル法哲学批判序説岩波文庫岩波書店、1974.
カール・マルクス著、社会科学研究所監修、資本論翻訳委員会訳『資本論』(1〜13)、新日本出版社、1982-89.
カール・マルクス著、植村邦彦訳『ルイ・ボナパルトブリュメール一八日』太田出版、1996.
マルクス・エンゲルス著、廣松渉編訳、小林昌人補訳『ドイツ・イデオロギー 新編輯版』岩波文庫岩波書店、2002.
※以下のウェブサイトでマルクスの著作のE-text(英・独訳)が膨大にリンクされている。
URL: http://www.cpm.ll.ehime-u.ac.jp/AkamacHomePage/Akamac.html
行き方:「AKAMAC E-text」→「AKAMAC E-text Links」→「Marx, Karl ; Engels, Friedrich」

マルクスに直接的に関係する著作
宇野弘蔵著『経済原論』岩波全書、岩波書店、1964.
廣松渉著『マルクス主義の地平』勁草書房、1969.
岩田弘著『現代社会主義と世界資本主義――共同体・国家・資本主義』批評社、1989.
廣松渉著『今こそマルクスを読み返す』講談社現代新書講談社、1990.
ルイ・アルチュセール著、河野健二・西川長夫・田村俶訳『マルクスのために』平凡社ライブラリー平凡社、1994.
岩井克人著『貨幣論ちくま学芸文庫筑摩書房、1998.
スラヴォイ・ジジェク著、鈴木晶訳『イデオロギーの崇高な対象』河出書房新社、2001.
柄谷行人著『定本・柄谷行人集3トランスクリティーク――カントとマルクス岩波書店、2004.

マルクスに間接的に関係する(様な気がする)著作
カント著、篠田英雄訳『純粋理性批判』(上・中・下)、岩波文庫岩波書店、1961-62.
アダム・スミス著、大内兵衛・松川七郎訳『諸国民の富』(1〜5)、岩波文庫岩波書店、1966.
スピノザ著、畠中尚志訳『エチカ(倫理学)』(上・下)、岩波文庫岩波書店、1975.
ウィトゲンシュタイン著、藤本隆志訳『ウィトゲンシュタイン全集8哲学探究』大修館書店、1976.
浅田彰著『構造と力――記号論を超えて』剄草書房、1983.
フェルディナン・ド・ソシュール著、小林英夫訳『一般言語学講義』岩波書店、1986.
マルティン・ハイデッガー著、細谷貞雄訳『存在と時間』(上・下)、ちくま学芸文庫筑摩書房、1994.
ヴァルター・ベンヤミン著、浅井健二郎・久保哲司訳『ベンヤミン・コレクション〈1〉近代の意味』ちくま学芸文庫筑摩書房、1995.
ジークムント・フロイト著、竹田青嗣編、中山元訳『自我論集』ちくま学芸文庫筑摩書房、1996.
G.W.F.ヘーゲル著、樫山欽四郎訳『精神現象学』(上・下)、平凡社ライブラリー平凡社、1997.
カール・シュミット著、田中浩・原田武雄訳『政治神学』未来社、2000.
ミシェル・フーコー著、渡辺一民佐々木明訳『言葉と物――人文科学の考古学』新潮社、2000.

○初日
4月30日(土)@学生会館
範囲:第一巻第一篇第一章 商品(岩波文庫版では、p.p.67-151)
発表担当者:大澤(p.p.67-88)、岩田(p.p.88-151)
※読んでみて論じたいこと等ありましたら、当日いきなり発表でも大歓迎です。